ボディタッチが多いパーソナルトレーナーは避けよう!必要な理由・対策なども解説
多くのパーソナルジムでは、トレーニングの中でパーソナルトレーナーがボディタッチを行う場面があります。指導に必要な物とは言え、異性のトレーナーからのボディタッチが気になると言う方もいるでしょう。
納得感を持ってボディタッチを含むトレーニングを行うには、その必要性やトレーナーの配慮などを知っておいた方が無難です。また、気になる場合にどのような対策が取れるのかも把握しておいた方が良いでしょう。
パーソナルトレーナーのボディタッチと気になる場合の対策についてチェックしていきましょう。
この記事の目次
パーソナルトレーナーのボディタッチ
パーソナルトレーナーのボディタッチは、決して如何わしい物ではありません。身体に直接触れられるという事で、何となくボディタッチにセクハラのイメージを持ってしまっている方もいます。
しかし、ボディタッチはトレーニングを効率的に行うために必要な指導方法の1つです。ただ、「なぜボディタッチをしなければならないのか」「パーソナルトレーナーがボディタッチにどのような意識を持っているのか」が理解出来ていないと、理不尽に身体を触られているように感じてしまうかも知れません。
パーソナルトレーナーを信頼してトレーニングするためにも、ボディタッチについてしっかりと学ぶ必要があります。パーソナルトレーナーのボディタッチについて知っておきたい事は、以下の通りです。
パーソナルトレーニングでボディタッチが必要な理由
ボディタッチは、パーソナルトレーニングで使う筋肉を意識してもらうために必要な行動です。使う筋肉を意識する事はトレーニングのパフォーマンスに影響を与える事が知られていますし、正しいフォームを覚えるためにも大切なポイントとなります。
しかし、パーソナルジムに通う方は、筋肉についての専門知識を持っていない事も多いのです。そのため、パーソナルトレーナーが言葉だけで指導しようとすると、正確に内容が伝わらない場合が出てきます。
ボディタッチなしでのパーソナルトレーニングが不可能と言う訳ではありません。しかし、効率的にトレーニングしたい場合、取り入れた方がおすすめな指導法と言えるでしょう。
トレーナーはボディタッチについてどう考えているか
パーソナルトレーナーは、ボディタッチについてあくまでも仕事と考えています。トレーニングの指導に必要だから行うのであって、如何わしい気持ちになる事はありません。
医師やマッサージ師などが人の身体に触れる事を気にしないのと同じです。パーソナルトレーナーは口コミでの評価が集客に大きく影響しますから、お客さんが出来るだけ不快感を覚えないように努めています。
ボディタッチをする際も、お客さんの視点に立った配慮をしている事が多いのです。嫌らしいトレーナーが絶対にいないと言う訳ではありませんが、基本的には信頼して大丈夫でしょう。
パーソナルトレーナーが実践しているボディタッチへの配慮
パーソナルトレーナーは、ボディタッチがセクハラと捉えられないように様々な配慮を行っています。ボディタッチの必要性を解説したり、触る前に部位を予告したりと言った事前の説明は良い例です。
同じボディタッチの仕方であっても、いきなり触れられるのと予告してから触れられるのではかなり印象が異なります。また、ボディタッチをする際も、胸や尻の付近を避けるなどの工夫をしています。
触れ続けたり撫でたりするのではなく、軽く触れる程度にして回数も抑える事が一般的です。
メルメイク(弊社)では、基本的に女性のタッチはNGにしています。どうしても必要な場合は事前に許可を取りますので、そういったジムが増えてきています。
パーソナルトレーナーのボディタッチが気になる場合の対策
パーソナルトレーナーのボディタッチは問題のない行動ですが、場合によっては気になってしまう事もあるでしょう。気になる状態のままでトレーニングを続けてしまうと、パーソナルトレーナーへの信頼感が揺らぎ、成果にも悪影響を与えかねません。
トレーナー自身も知らず知らずの内にボディタッチの回数が増えてしまう事があるので、対処法を把握しておく事は大切です。パーソナルトレーナーのボディタッチが気になる場合の対策は、以下の通りです。
パーソナルトレーナーに不快感を伝える
パーソナルトレーナー本人にボディタッチの不快感を伝える事は、最もシンプルな対策です。以後のコミュニケーションへの影響を心配する方もいるでしょうが、多くのトレーナーはボディタッチがセクハラにならないか気にしています。
そのため、素直に不快感や問題点を指摘する事で、改善してもらえる場合は多いのです。不快感を伝える事でトレーニングの対応が悪くなるのであれば、逆にやましい所があるのではないかと疑ってみた方が良いでしょう。
担当するパーソナルトレーナーを変更してもらう
担当するパーソナルトレーナーを変更してもらう事も確実な対策の1つです。ボディタッチの仕方や頻度は、トレーナーごとに差があります。
そのため、担当を変更してもらう事で、ボディタッチが気にならなくなる事もあるでしょう。同性のトレーナーに指導をお願いすると言う選択肢も有用です。
担当を変えられるシステムがなかったとしても、相談すれば対応してもらえる可能性はあります。ただし、トレーナーごとに働く曜日や時間などが違ってくるため、スケジュール調整が難しくなる可能性は考慮しておきましょう。
ボディタッチを禁止しているジムを選ぶ
パーソナルトレーナーによるボディタッチを禁止しているジムを選ぶ事も有用な対策です。そもそもボディタッチされる事がなければ、何も気にせずトレーニングに臨む事が出来ます。
ホームページなどに記載がなくてもボディタッチを禁止しているジムはあるので、カウンセリングや見学のタイミングで質問してみると良いでしょう。また、ボディタッチを禁止していないジムであっても、個別にボディタッチなしでのトレーニングをお願い出来る場合があるので、とりあえず相談してみる事をお勧めします。
まとめ
パーソナルトレーナーのボディタッチは、使う筋肉を意識するために必要です。トレーニングの成果を高めるため、正しいフォームを覚えるために重要な意味を持ちます。
パーソナルトレーナーはボディタッチで如何わしい気持ちになる事はなく、あくまでも仕事と捉えている物です。事前に説明をする・触れる部位に注意する・手の甲で軽く触れると様々な配慮も行っています。
ボディタッチが気になる場合、トレーナー本人に不快感を伝える事がシンプルな対策です。担当するトレーナーを変更してもらう事で、ボディタッチが気にならなくなる事もあります。
また、ボディタッチが禁止されているジムを選べば、毎回気にする事なくトレーニングへ臨めるでしょう。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かして、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。