パーソナルトレーナーの選び方!4つの重要項目&コツ・注意点を解説
パーソナルトレーニングをしようと考えた時、避けて通れないのがパーソナルトレーナー選びです。誰に指導してもらうかによって、トレーニングの成果や継続するモチベーションは大きく変わってきます。
明確な指針を持たずにその場の流れでパーソナルトレーナーを選んでしまうと、思ったような結果を出せないかもしれません。パーソナルトレーナーを選ぶにあたって、確認しておきたい項目を事前に把握しておく事が大切になります。
パーソナルトレーナーの選び方で重要な点と選ぶ際のコツ、注意するべき事についてチェックしていきましょう。
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この記事の目次
パーソナルトレーナーの選び方で重要な点
パーソナルトレーナーは、実力・実績があれば誰でも問題ないと言う訳ではありません。マンツーマンの指導である以上相性の問題は避けられませんし、パーソナルトレーニングをする目的は人によって異なります。
つまり、多くの人にとって優秀なトレーナーであったとしても、あなたにとって最適な指導者とは限らないと言う事です。実際にパーソナルトレーニングを始めてから理想とのギャップに戸惑わないためにも、いくつかの点を押さえておく事が大切になります。
パーソナルトレーナーの選び方で重要となる点は、以下の通りです。
コミュニケーション能力の高さ・相性の良さ
コミュニケーション能力の高さは、パーソナルトレーナーの選び方で非常に重要なポイントです。パーソナルトレーニングでは、運動のモチベーションなど精神的な部分が成果に大きな影響を与えます。
そのため、トレーニングを続ける中で、前向きな気持ちになれるよう助けてくれるトレーナーの存在が重要です。また、トレーナーと性格が合うかどうかと言う相性の良さも軽視出来ない点となります。
相性が良くない相手だとどうしても苦手意識を持ってしまい、ジムへ向かうのが億劫になってしまいがちだからです。
指導方針がトレーニング目的と合致しているか?
パーソナルトレーナーの指導方針も、選び方の基準にしておきたい点の1つです。パーソナルトレーニングをする目的は人によってそれぞれ異なります。
指導方針と目的が合致していないと、効率的に目標を達成する事は難しくなるでしょう。例えば、ダイエットが目的の人にアスリート向けの運動機能を高める指導を行う場合を想像してみてください。
細かい点を褒めてくれる・限界まで追い込んでくれるなど、指導のスタイルもトレーナーによって千差万別です。また、パーソナルトレーニングでは食事指導を受ける事もあります。
普段と違う食事はストレスの原因になりやすいため、しっかり目的と合致したメニューを提示してもらえるかも大切です。
目標となるような理想的な体型をしているか?
パーソナルトレーナーが目標となるような理想的な体型をしているかどうかも選び方で重要な点です。理想的な体型を作り上げる知識を持っている証明になりますし、パーソナルトレーニングに対するモチベーションも高まります。
指導してもらう際も「この人の言う事なら……」と納得感を持ってアドバイスを受け入れる事が出来るでしょう。また、お客様目線で好感の持てる身なりをしているかもチェックしたい所です。
誰でも清潔感のないトレーナーに担当してもらいたいとは思わないでしょう。
社員・アルバイト・フリーランスの雇用形態で見極める
パーソナルトレーナーには社員やアルバイト、フリーランスなど多様な雇用形態が存在します。トレーナーがパーソナルジムに社員やアルバイトとして所属している場合、ジムのコンセプトによって指導内容に制限が加わる事があるので注意が必要です。
また、トレーナーを指名出来ないジムだと、毎回別の人から指導を受ける事もあるため、効率的にトレーニング出来ない場合もあります。実績の少ないアルバイトに対応されて、満足出来る結果が出せない事もあるでしょう。
一方、フリーランスの場合、比較的トレーニング内容を調整してもらいやすいのです。トレーナーが病気・怪我をした時に代わりがいないなどのリスクはありますが、希望に沿った指導をしてもらいたいなら選ぶ価値があります。
そのため、雇用形態もパーソナルトレーナーの選び方で押さえておきたいポイントの1つです。
パーソナルトレーナーの選び方のコツ
パーソナルトレーナーを選ぶ際、どのように探せばいいか悩んでいる方は結構多い物です。通う事の出来るパーソナルジムの選択肢が多いと、どこから手を付ければ良いか分からなくなる事は珍しくありません。
パーソナルトレーナーを効率的に選びたいなら、コツを把握しておいた方が良いでしょう。ジムの情報をひたすら調べるよりも短時間で最適なトレーナーを見つけやすくなります。
パーソナルトレーナーの選び方のコツは、以下の通りです。
パーソナルトレーニングをしている人に紹介してもらう
既にパーソナルトレーニングをしている人に紹介してもらう事は、賢い選び方と言えます。トレーニング内容やトレーナーの人柄が合っているかどうかは個々人によって違うので100%確実と言う訳ではありませんが、信頼出来る相手に出逢いやすい事は間違いありません。
特にトレーニングの目的を達成している人からの紹介なら、実力に十分な期待が出来るでしょう。紹介・勧誘キャンペーンを実施しているパーソナルジムであれば、費用面でもメリットが享受出来ます。
無料体験・カウンセリングを活用する
多くのパーソナルジムで行っている無料体験・カウンセリングを活用する事は、選び方の重要なコツです。実際にジムの設備や雰囲気を目で確かめる事によって、ウェブサイトなどでは把握しきれない情報を集める事が出来ます。
カウンセリングを進めていく中で、パーソナルトレーナーとの相性を確かめる事も出来るでしょう。専門用語を並べて説明するのではなく、初心者にも分かりやすい説明をしてくれるのであれば、入会後にギャップを感じるリスクは少なくなります。
こちらの要望をしっかり聞いてくれるかどうかも合わせて確かめておきたい所です。
パーソナルトレーナーの選び方で注意する事
パーソナルトレーナーについての知識がないと、どうしても安易な基準で選んでしまいがちです。しかし、適当な選び方で決めてしまうと、後々不満が噴出する結果になりかねません。
支払った費用に見合った結果を得るためにも、注意点を把握しておく事が大切になります。トレーナー選びで失敗しがちな点をあらかじめ押さえておくだけで、理想的なパーソナルトレーナーと出逢える確率は高まるでしょう。
パーソナルトレーナーの選び方で注意するべき事は、以下の通りです。
知名度が高いという理由で選ばない
名前を知っている大手のジムに所属している・広告を良く目にするジムと契約しているなど、知名度の高さを基準にした選び方をする人は多い物です。しかし、知名度が高いと言う理由でパーソナルトレーナーを選ぶ事はお勧め出来ません。
知名度の高さは必ずしもトレーナーとしての実力を示す物ではありませんし、指導方針や性格の相性などに問題がある可能性もあります。広告宣伝費に多額の費用を掛けているだけで、所属するトレーナーの実力はいまいちと言うケースもあるでしょう。
逆に名前はあまり知られていないものの、利用者からの評価が高いトレーナーもいるはずです。
価格が安いという理由で選ばない
パーソナルトレーニングの価格はフィットネスクラブなどの月会費と比べると高めなので、出来るだけ安いジムを選びたいと言う方が多いでしょう。継続して利用する事を考えると、コスパが気になるのは当然の事です。
しかし、セッション価格が安いと言う理由でパーソナルトレーナーを選ぶと、安物買いの銭失いになりかねません。価格が安いジムの中には1セッションあたりの時間が少ない所や、設備が整っておらずトレーニングの内容が限定される所もあります。
また、会員数が多く集まっているために予約が取りづらく、希望のスケジュール通りにトレーニング出来ない事態も考えなければなりません。価格の安さで比べるのではなく、総合的な満足度で判断した方が最終的には納得の行く選び方になるでしょう。
資格は重要だが絶対ではない
パーソナルトレーナーが取得している資格を重視する選び方をする方もいるでしょう。資格を取得しているという事はパーソナルトレーニングの知識がある事を示しますし、トレーナーとしての技量を高める努力をしている事も明確です。
そのため、どのような資格を取得しているかは、判断基準の1つとして考える事が出来ます。しかし、資格を取得していれば何の問題もないと言う訳ではありません。
知識量が多くても分かりやすく伝えるコミュニケーション能力がなければ、納得の行くトレーニングは出来ないでしょう。また、指導方針がずれているとせっかくの技量も効率的に発揮されません。
確かに資格は重要な項目ですが、他の部分と合わせて信頼に足るトレーナーであるかを判断する事が大切です。
まとめ
パーソナルトレーナー選びでは、精神面で助けてくれるコミュニケーション能力を持ち、相性の良い相手を探す事が大切です。指導方針が目的と合った物かどうか、教え方が望むスタイルかも重要な点となります。
また、トレーナー自身の体型は知識量の証明になりますし、納得感を持ってアドバイスを受けやすくなるので、選び方のポイントの1つです。雇用形態も指導内容に影響を与える事もある要素なので、軽視出来ません。
選び方のコツは既に結果を出している人からトレーナーを紹介してもらう事です。無料体験・カウンセリングを活用して、初心者目線かどうかを確かめる事も賢い方法と言えます。
知名度の高さは必ずしも実力に比例しませんし、価格が安いとセッション時間の短さなどの問題がある可能性が出てくるでしょう。そのため、知名度や価格を重要視し過ぎる事は避けるべきです。
取得している資格はチェックしておきたい項目です。しかし、コミュニケーション能力や相性によっては、意味が薄くなる場合もあるので注意してください。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かして、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。