ダイエットにコーヒーがおすすめ?効果とやり方・注意点を掲載
朝や食後など日常的にコーヒーを飲んでいる人は決して珍しくありません。しかし、そのコーヒーは実はダイエットに非常に効果的で、活用する価値がある飲み物なのです。
今回の記事では、ダイエットにコーヒーが効果的な理由や正しいコーヒーの飲み方、コーヒーの選び方のポイントや注意点などを紹介します。緑茶コーヒーダイエットなどの応用の方法などもご紹介するので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
この記事の目次
ダイエットにコーヒーが効果的な理由
なぜコーヒーがダイエットに効果的な飲み物なのか、その理由について詳しく解説していきましょう。コーヒーがダイエットに効果的だと言える理由は、以下の3つあります。
・ポリフェノールの1種であるクロロゲン酸が血糖値の上昇を抑制して脂肪を蓄積するのを防ぐから
・ゼロカロリー、もしくは低カロリーであるから
これからそれぞれの理由についてより詳しく解説していきます。
カフェインが脂肪燃焼を促進して食欲も抑制
コーヒーがダイエットに効果的だと言える1つ目の理由は、ダイエットに良い影響を与えるカフェインが含まれているからです。カフェインは以下のような良い影響を与えてくれます。
2.血行を促進して基礎代謝を上昇させ、痩せやすく太りにくい体づくりに役立つ
3.食欲を抑制して摂取カロリーを低く抑えるのをサポート
4.利尿作用があるためデトックス効果も期待出来る
ダイエットに対して様々な良い影響を持つカフェインが多く含まれているため、コーヒーはダイエットに効果的な飲み物だと言えるのです。
ポリフェノールのクロロゲン酸が血糖値上昇の抑制
コーヒーがダイエットに効果的だと言える2つ目の理由は、ポリフェノールの1種であるクロロゲン酸にあります。と言うのも、このクロロゲン酸は体内に入る事で、以下のようなメリットもたらしてくれるのです。
2.肝臓の持つ脂肪をエネルギーとして使う機能が向上する
クロロゲン酸にもカフェインと同様に、ダイエットに対して良い影響があります。だからこそ、コーヒーという飲み物がダイエットに効果的だと言えるのです。
ゼロカロリー・低カロリーの飲み物
ダイエットを成功させて体重を落とすためには、1日の消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。その条件を満たすためには、消費カロリーを増やすか、摂取カロリーを抑えるかの2つの方法しかありません。
そして、ほとんどのコーヒーはそのまま飲めば、ゼロカロリー、もしくは100mlあたり数kcalと低カロリーです。つまり、コーヒーはダイエットを成功させるための摂取カロリーを抑えるために役に立つ飲み物だと言えます。
これもまた、ダイエットにコーヒーが効果的だと言える理由の1つなのです。
ダイエットにはどんな種類のコーヒーが良い?選び方のコツを解説
ダイエット効果をより高めたいのであれば、実際に飲むコーヒーの選び方にも気を配る必要があるのです。ここからはダイエットにおすすめのコーヒーの種類などの選び方のポイントについてご紹介していきます。
間違えたコーヒーを選んでしまうと、ダイエット効果が低くなってしまう可能性もあるのです。それを防ぐために、ここで選び方のポイントをしっかりと理解しておきましょう。
インスタントではなくドリップタイプがおすすめ
インスタントコーヒーはお湯とコップを用意すれば、すぐにコーヒーを作れるため非常に便利です。
しかし、ダイエットに対しての効果を重視するのであれば、インスタントコーヒーよりもドリップコーヒーの方がおすすめだと言えます。なぜなら、ドリップタイプのコーヒーの方が、ダイエットに役立つ成分が無駄に減っていないからです。
もちろん、インスタントコーヒーでもダイエット効果のあるカフェインやクロロゲン酸は取れます。ただし、ドリップタイプのコーヒーを飲める環境にいるのなら、積極的にドリップコーヒーを選んで飲むと良いでしょう。
深煎りよりも浅煎りを選ぶ
ドリップタイプのコーヒーが効果的なのは先ほどお話した通りです。
しかし、より高い効果を望むのであれば、深煎りよりも浅煎りのコーヒーを選ぶと良いでしょう。なぜなら、ダイエット効果を持つクロロゲン酸は熱に弱いため、深煎りしてしまうとクロロゲン酸の量が減ってしまうからです。ダイエットに使うドリップコーヒーは、浅煎りのものを選ぶようにしてみてください。
ちなみに、カフェインについては浅煎りでも深煎りでも大きな差はありませんので、特に気にする必要はないでしょう。
ダイエット中のコーヒーの正しい飲み方や作り方のポイント
ダイエット中のコーヒーの正しい飲み方や作り方のポイントをご紹介していきましょう。今回ご紹介するのは、以下の5つのポイントです。
・食前や食後などの効果を発揮出来るタイミングで飲む
・1日に飲むコーヒーの量は3杯か4杯を目安にする
・緑茶コーヒーなどの応用したやり方もあり
・アイスではなく、出来ればホットで飲む
それぞれのポイントについて、1つずつ詳しくみていきましょう。
80度前後のお湯でコーヒーを作る
最初にご紹介するポイントは、80度前後のお湯でコーヒーを作るという事です。
ドリップタイプのコーヒーを作る時のコツなのですが、先ほどご紹介したようにクロロゲン酸は熱に強くはありません。そのため、沸騰した100度近い高い温度のお湯でドリップしてしまうと、そのクロロゲン酸が減ってしまう可能性があるのです。
そして、クロロゲン酸が減るという事は、当然ダイエット効果が減るという意味でもあります。そのため、ドリップタイプのコーヒーを作る時には、少し冷ました80度前後のお湯で作るようにしてみてください。
食前や食後・運動前がおすすめの飲むタイミング
ダイエット中におすすめのコーヒーの飲むタイミングとその理由は以下の通りです。
タイミング | 理由 |
---|---|
食前 | 空腹感を抑えて食べ過ぎによる摂取カロリーの増加を防ぐ事が出来る |
食後 | 消化液の分泌が活性化されたり、脂肪が体に蓄積するのを防ぐ |
運動前 | 運動の1時間ほど前に飲んでおくと運動中の脂肪の燃焼量を増やす事が出来る |
また、ダイエットには直接関係ありませんが、仮眠前にコーヒーを飲んでおくとスッキリと起きるメリットがあります。タイミングはいくつかありますので、自分にとって良い効果があると思えるいずれかのタイミングで飲むようにしてみてください。
1日に飲む量は3~4杯が目安
コーヒーはダイエット効果がありますが、その効果を発揮させるためにはある程度の量を飲む必要があります。具体的な摂取量としては、1日に3杯から4杯が目安です。
もしこれよりも少ない1杯や2杯ほどでは十分な量のカフェインなどを摂取出来ず、最大限のダイエット効果は得られない事もあります。また、反対に5杯以上飲んでしまうとカフェインの摂取のし過ぎで、健康に影響が出る可能性もあるのです。
そのため、安全にダイエット効果を得たいのであれば、先ほどご紹介した3杯から4杯を目安としてコーヒーを飲むようにしてみてください。
緑茶コーヒーなどの応用のやり方・方法も効く
ダイエットにコーヒーを活用する場合、基本的にはそのままコーヒーを飲みます。しかし、コーヒーの苦味などが苦手な方などは、緑茶コーヒーなどの応用した方法も効くのでおすすめです。
この緑茶コーヒーとは名前の通り、緑茶とコーヒーを1対1の割合で混ぜて作ります。緑茶を混ぜる事によって苦味が抑えられたり、緑茶の成分が過食を予防するなどのメリットがある飲み物なのです。
そのため、コーヒーをそのまま飲めない人や味に飽きた人などは、ぜひ緑茶コーヒーのような応用の方法を実践してみると良いでしょう。
下記にも詳細の記事をまとめていますので、合わせて参考にしてみてください。
緑茶コーヒーダイエットの効果は?実際に試した人の体験談・口コミ掲載
アイスよりはホットで飲む
ダイエットのためにコーヒーを飲む時には、アイスよりもホットで飲む事も重要なポイントだと言えます。なぜなら、ホットで飲むと以下のようなメリットがあるからです。
- ホットの方がカフェインやクロロゲン酸を効率よく摂取出来る
- ホットで淹れる事でアロマ効果を得られる
- 体が温まる事で代謝がアップし、痩せやすくなる
ホットで飲むだけで様々なメリットがありますので、出来るだけコーヒーを飲む時はホットを選ぶようにしましょう。
ダイエットにコーヒーを活用する際の注意点
ダイエットにコーヒーを活用する前に知っておきたい注意点は以下の3つがあります。
- ミルクや砂糖をコーヒーに入れると痩せない原因になり得る事
- 夜などコーヒーを飲むべきでない時間帯やタイミングがある事
- コーヒーを飲むと口臭や黄ばみが出るデメリットがある事
それぞれの注意点について1つずつ詳しく見ていきましょう。
ミルクや砂糖は痩せない原因になる
通常コーヒーを飲む時に苦味を抑えたりするために、砂糖やミルクを入れたりする事は決して珍しい事ではありません。
しかし、ダイエット中では、ミルクや砂糖はコーヒーに入れるべきではないのです。と言うのも、コーヒー用のミルクや牛乳には脂肪分が多いため、脂肪蓄積の原因になり得ます。
そして、砂糖も脂肪を蓄える働きを持つインスリンの過剰な分泌を引き起こす可能性があるのです。ミルクや砂糖コーヒーに追加する太る原因になるので、ダイエット中は避けるか、無脂肪牛乳を使うなど工夫をしましょう
夜や強い空腹時など飲むべきでない時間やタイミングもある
以下のタイミング・時間帯には、コーヒーはあまり飲むべきではないと言えます。
タイミング | 理由 |
---|---|
起床直後 | 体内時計に悪影響を及ぼし、目覚めが悪くなる可能性がある |
夜の就寝前 | 睡眠の質を下げて体重を減らすために重要な成長ホルモンなどの分泌量が減る |
強い空腹時 | 強い空腹時にカフェインを摂取すると胃が荒れてしまう事がある |
このように、コーヒーには飲むべきではないタイミングなどが存在します。安全に、そして健康的にダイエットを行うためにも、これらのタイミングでコーヒーは飲まないように注意してください。
口臭や歯の黄ばみが出るデメリットもある
ダイエットにコーヒーを活用する際には、以下のようなデメリットがあります。
- コーヒーを飲み長時間放置すると酸化して口臭を発生させる事がある
- コーヒーの色素が歯に付着して黄ばみを進行させる事がある
- 利尿作用があるため、トイレの回数が増える事がある
このように、コーヒーを飲む事にはデメリットがあります。そのため、気になる方はコーヒーを飲んだ後に、水を飲んだり歯磨きをするなどの対策を取るようにすると良いでしょう。
コーヒーダイエットは痩せる?痩せない?口コミや評判をチェック
コーヒーダイエットは本当に痩せるのか、もしくは痩せないのか、実際に試した人の口コミや評判をチェックしてみましょう。
どっちもおいしい!コーヒーダイエットで10キロやせた! #HOTタリーズ pic.twitter.com/HsSicY6STQ
— ゆかばば (@usaqoousa) 2016年12月1日
おはようございます😃
祝日でも大学がある #娘弁当
流行りのお弁当箱ゲット💕
娘だけに買ってみました💕
可愛いー💕コーヒーダイエットをして10日過ぎ
3キロ落ちたけど…
どこが痩せたのかさっぱりわからん…
🤔痩せがいのある私ですなっっ
あーーはははっ😆😆
まだまだ続けます✨ pic.twitter.com/lJnIlXyTct— みーりん (@1130bentou) 2018年9月23日
この投稿をInstagramで見る#コーヒーダイエット を始めて約2ヶ月。なんとなく周期が見えてきました。月末に向けて体重が下がる(笑)生理の周期とか体重に影響するんでしょうね。波を繰り返しながら、少しずつ痩せてます❤️ #ダイエット は長期戦です😤
まとめ
今回ご紹介したダイエットとコーヒーに関する情報を簡単にまとめます。
【ダイエットにコーヒーが効果がある理由】
・クロロゲン酸が血糖値の急激な上昇を抑えて脂肪が蓄積するのを防ぐ
・カロリーが低く、摂取カロリーを抑えるのに役立つ
【ダイエットに向いているコーヒーの種類】
- インスタントよりはドリップタイプがおすすめ
- 浅煎りよりは深煎りのものを選ぶ
【ダイエット中のコーヒーの効果的な飲み方や作り方】
・食前や食後、運動の1時間ほど前がおすすめの飲むタイミング
・1日の摂取量は3~4杯が目安
・緑茶コーヒーなどの応用の方法も効く
・アイスよりはホットで飲むようにする
【ダイエットにコーヒーを使う際の注意点】
- 脂肪が多いミルクや血糖値を上げる砂糖は痩せない原因になる
- 夜や強い空腹時は悪影響を及ぼすため飲まないようにする
- 口臭や歯の黄ばみ、トイレの回数の増加などのデメリットもある
ダイエットにコーヒーを活用したい方はぜひこれらの情報を参考にして効果的にコーヒーを取り入れてもらいたいと思います。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かし、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。