ダイエット中におすすめ&NGな飲み物!コンビニで買える物も解説
ダイエットに取り組む時、多くの人は食事を意識して内容や量を変えます。しかし、効果的にダイエットを進めたいのであれば、飲み物にも注目しなければいけません。
今回の記事では、なぜこの飲み物がダイエット中に重要な要素だと言えるのか、その理由や効果的な飲み方・選び方などを解説します。具体的な飲み物やコンビニなどで変える市販のおすすめの飲み物もご紹介しますので、合わせてチェックしてみてください。
この記事の目次
ダイエットに成功するために飲み物が重要な理由
なぜダイエットに成功するために、飲み物が重要なのかその理由について解説しましょう。理由は主に以下2つあります。
・適度な量を正しく飲まないと代謝の低下などが起こる可能性がある
ダイエットの基本は食事と運動ですが、上記の理由から飲み物も無視出来ないほど重要な要素でもあるのです。そのため、正しい飲み物の選び方や飲み方を知らない方は、ダイエットに成功するためにもこれから解説する情報をチェックしておきましょう。
ダイエットで痩せるために効果的な飲み物の飲み方や選び方
ダイエットで痩せるために活用したい効果的な飲み物の飲み方や選び方のポイントについてご紹介しましょう。今回ご紹介するのは以下の6つのポイントです。
・1日の飲む量は1.2〜1.5Lが目安で、こまめに飲むようにする
・腹持ちの良い飲み物を選ぶ
・朝ご飯や夜ご飯を飲み物に置き換える
・運動後はプロテインなどで栄養を補給する
・冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を選ぶ
これからそれぞれのポイントについて1つずつ詳しく解説していきます。全てチェックして出来そうなものから、積極的に取り入れてみてください。
デトックスなどのために朝起きた後に飲む
1つ目のポイントは、朝起きた後に飲み物で水分補給をする事。なぜ起床後の水分補給が重要なのかと言うと、以下のような効果があるからです。
- 大腸が刺激される事でスムーズに排泄が出来、無駄な老廃物を排出出来る
- 腸が正常に働き、ダイエットに必要な栄養素を効率良く吸収出来る
- 水分不足が解消され、代謝がアップする
朝起きた後の飲み物による水分補給には、様々な効果が期待出来ます。コップ1杯の水だけでも十分なので、出来るだけ起床後は飲み物を飲むように心がけましょう。
1日に飲む量は1.2〜1.5Lで喉が乾く前にこまめに飲む
人の体の約7割は水分で構成されていて、その水分が体の機能を正常に動かすために役立っています。そのため、水分不足に陥ると体のあらゆる機能に異常が出て、ダイエットにも支障が出るのです。
例えば、以下のような支障が出る事があります。
- 血行が悪化したり、体温が下がる事で代謝が下がり痩せにくくなる
- 尿などが出にくくなり、老廃物を排出しづらくなる
このような事を予防するためには、1日に平均して1.2Lから1.5Lを目安に飲み物を飲む必要があります。また、この水分は喉が渇く前にこまめに飲むようにする事で水分不足に陥る確率をさらに下げる事が出来るので、ぜひ意識してみてください。
腹持ちの良い飲み物を飲む
腹持ちの良い飲み物を選ぶと空腹感をなくし、食事による食べ過ぎを予防する効果が得られます。また、間食の代わりに腹持ちの良い飲み物を飲む事で、摂取カロリーを減らせる事も可能です。
このように、腹持ちの良い飲み物には、ダイエットに対して非常に大きな効果をもたらします。ただ、腹持ちの良い飲み物は、水のように1日を通して飲み続けられるものではありません。
そのため、空腹を感じる時など必要な時にのみ、飲む事をおすすめします。ちなみに、腹持ちが良くても甘く感じられる調整豆乳や加糖済みのココアは糖質の量が多く、またカロリーが高いためダイエットに向きません。
ですので、基本としては無調整豆乳や純ココアなどの糖質やカロリーが少ないものを選ぶようにしましょう。
朝ご飯や夜ご飯を飲み物だけに置き換える方法も効果的
置き換えダイエットと呼ばれる方法なのですが、シンプルながらも高い効果があります。特に高カロリーを摂取しがちな夜ご飯を飲み物に置き換えると効果的です。
ただし、この置き換えダイエットでは、健康維持のために必要な栄養素が不足するリスクもあります。そのため、置き換える飲み物はプロテイン等のある程度栄養が補給出来る種類を選ぶようにしてください(糖質や脂質の量に注意)。
運動後はプロテインやスープで栄養を補給
ダイエット中、体型を改善するために運動に取り組む人は非常に多いと言えます。そして、その運動後というのは体型維持・改善に重要な筋肉が栄養を求めています。
もしこの時に必要な栄養素を摂取しないと、筋肉が分解されてしまって体重は落ちても体型が悪くなってしまうのです。それを防ぐためにも、運動後はプロテインやスープなどの飲み物を選び、水分と合わせて栄養を補給するようにしましょう。
出来れば冷たいのではなく温かい飲み物を飲む
温かい飲み物を飲むと体温や上がって血行が良くなる事で代謝がアップし、ダイエットしやすくなります。また、脂肪を分解する働きを改善したり、むくみを解消する事、さらには満腹感を得られやすいなどの効果もあるのです。
反対に、冷たい飲み物ばかり飲んでいると体を冷やして、痩せにくい状態になってしまったりします。暑い夏の時期には難しいかもしれませんが、ダイエット中には出来るだけ温かい飲み物を選ぶように心がけてみてください。
ダイエット中におすすめの飲み物をご紹介
ダイエット中におすすめしたい飲み物の種類をご紹介します。今回ご紹介するのは以下の7種類の飲み物です。
・炭酸水
・緑茶、麦茶、ウーロン茶、紅茶などのお茶
・ココア
・コーヒー
・豆乳
・ヘルシアなどのトクホ飲料
それぞれの飲み物がなぜおすすめ出来るのか、その理由について1つずつ詳しく解説していきます。選び方のポイントは分かったけど、具体的にどのような飲み物が良いのか分からない方などはぜひ参考にしてください。
白湯
白湯がおすすめ出来る理由は以下の3つあります。
- 誰でも低コストで、簡単に作る事が出来る
- 0kcalなので、摂取カロリーの増加の心配なし
- 体が温まり、代謝アップが期待出来る
上記の通り、白湯は簡単に作れる飲み物でありながら、ダイエットには非常に良い効果がある飲み物でもあるのです。特に朝一番の水分補給やデトックス目的の飲み物としては向いていますので、ぜひ取り入れてみてください。
炭酸水
炭酸水がおすすめ出来る理由は以下の3つあります。
- 炭酸が胃を膨らますので、空腹感を減らせる
- 炭酸が血行を良くして代謝をアップさせる
- 腸の蠕動運動を促して、ダイエット中に起こりがちな便秘を解消
色々と良いメリットがある炭酸水ですが、注意点が2つあります。
・常温のものでないと、逆に空腹感を強める可能性がある事
上記の2点を知らないと、反対にダイエットに悪影響を及ぼしてしまいます。ですので、炭酸水を飲もうと考えている方はしっかりと覚えておきましょう。
緑茶・麦茶・ウーロン茶・紅茶などのお茶
ダイエットに緑茶や麦茶などのお茶がおすすめ出来る理由は、それぞれのお茶に以下のようなメリットがあるからです。
種類 | メリット |
---|---|
緑茶 | 脂肪燃焼をサポートするカテキンやダイエット中に不足しがちなビタミンCが含まれている |
麦茶 | カフェインなしでダイエット中に不足するミネラルの補給が出来る |
ウーロン茶 | 中性脂肪を付けにくくするポリフェノールや食事の油の分解作用があるサポニンなどが含まれている |
紅茶 | 血糖値の上昇を抑制するポリフェノールや糖質・脂質をエネルギーとして消費しやすくるビタミンB群などが含まれている |
お茶全般にはダイエットにメリットのあるものが多いのです。ただし、紅茶などには加糖タイプのダイエットに向かない種類もありますので、間違えて選ばないように注意してください。
ココア
今回ご紹介するココアは、砂糖などが加えられた一般的な甘いココアではありません。砂糖などを加えていない、いわゆる「純ココア」と呼ばれるココアです。
この純ココアがダイエットにおすすめ出来る理由は、以下の2つあります。
- 代謝を促進させるカカオポリフェノールが含まれている
- カカオに含まれるテオブロミンが食欲を抑える
純ココアは、一般的な甘いココアとは違ってダイエットに良い影響を与えます。ただし、純ココアには少ないですが、糖質や脂質が含まれていてカロリーもありますので飲み過ぎはしないように注意してください。
コーヒー
コーヒーがおすすめ出来る理由は以下の2つあります。
- 脂肪燃焼のサポートや食欲抑制効果があるカフェインが含まれている
- 食後の血糖値上昇を緩やかにする効果があるクロロゲン酸が含まれている
コーヒーはダイエットに役立つ代表的な飲み物ですが、これはあくまでもブラックコーヒーの事です。砂糖やクリームを加えてしまうと、ダイエットには向かない飲み物に変わってしまうので注意してください。
豆乳
豆乳がおすすめ出来る理由は以下の3つあります。
- 痩せやすい体作りに役立つ大豆タンパク質が豊富に含まれている
- 中性脂肪の吸収を抑えるサポニンが含まれている
- ビタミンやミネラルの補給も出来る
ダイエットに対して役に立つ要素が多くある豆乳ですが、種類によっては飲んでいけないものもあるのです。例えば、調整豆乳や豆乳飲料の場合は飲みやすくするために、砂糖や油脂、果汁などが加えてられています。
余分なものが加えられると糖質やカロリーが高くなってしまうため、ダイエットには向かないのです。そのため、ダイエット中に豆乳を飲むなら、無調整豆乳や低糖質に作られた豆乳を飲むようにしましょう。
ヘルシアなどのトクホ飲料
トクホ飲料がおすすめ出来る理由は以下の2つあります。
- 脂肪の吸収や分解などをサポートする成分が含まれている
- 国がその有効性を認めているので信頼度が高い
現在、トクホ飲料はコンビニや自動販売機などで簡単に手に入ります。
他の飲み物と比べて多少価格は高いのですが、有効性は確かです。ダイエット中には適度に取り入れると良いでしょう。
ダイエット中は出来るだけ避けたいNGな飲み物
飲み物にはダイエット中に出来るだけ避けたいNGな飲み物もあるのです。そのNGな飲み物は主に以下の3つあります。
- コーラやエナジードリンクなどの甘い飲み物(0カロリーの飲み物も含む)
- ビールなどの酒・アルコール類
- スポーツドリンク
それぞれの飲み物がなぜダイエット中に避けるべきなのか、その理由について1つずつ詳しく見ていきましょう。
ゼロカロリーを含むコーラやエナジードリンクなどの甘い飲み物
ダイエット中にNGの1つ目の飲み物は、コーラやエナジードリンクなどの甘い飲み物です。甘い飲み物は基本的に多くの砂糖が入っていて、中にはショートケーキ一切れ以上に砂糖が含まれるものもあります。
そして、砂糖だけでなく、カロリーも高いものが非常に多いのです。そのため、糖質やカロリーを出来るだけ低くしたいダイエット中には、甘い飲み物は出来るだけ避けなければいけません。
ちなみに、ゼロカロリーと表記されているものには、人工甘味料が含まれています。そして、その人工甘味料を飲むと、味覚が麻痺して甘いものに対する欲求が強まる事があるのです。
そのため、ダイエット中はゼロカロリーの飲み物も出来るだけ避ける事をおすすめします。
ビールなどのお酒・アルコール類
ビールなどのお酒・アルコール類も甘い飲み物と同じように、多くの糖質を含んでいるものが多くあります。また、アルコールそのものにカロリーがあるため、飲み過ぎると太ってしまう可能性が高まるのです(ただし、通常の食べ物とは異なるエンプティカロリーなので、飲み過ぎなければ問題ありません)。
そのため、お酒・アルコール類もダイエット中はNGな飲み物だと言えます。ただし、どうしてもお酒を飲みたいという時には糖質を含まないウィスキーや焼酎などの蒸留酒を選び、飲み過ぎないよう注意してください。
スポーツドリンク
スポーツドリンクは、スポーツ時の水分補給用の飲み物でビタミンやミネラルなどが含まれています。しかし、コーラなどの甘い飲み物と同じように、多くの糖分が含まれているのです。
また、スポーツで消費されるエネルギーを補給するために、カロリーが高くなっている種類もあります。そのため、スポーツドリンクも甘い飲み物と同じものだと考えて、ダイエット中は避けるようにしましょう。
コンビニで買えるダイエットにおすすめの市販の飲み物
コンビニで買えるダイエットにおすすめの市販の飲み物をご紹介しましょう。今回ご紹介するのは以下の3種類の飲み物です。
- セブンイレブン 強炭酸水プラス
- ザバス ミルクプロテイン
- ファミマ バターコーヒー
それぞれの飲み物がなぜおすすめ出来るのか、その理由ついて詳しく解説していきます。カロリーや栄養などの成分表や価格などもご紹介しますので、そちらも合わせて参考にしてください。
セブンイレブン 強炭酸水プラス
セブンイレブンの強炭酸水プラスが、ダイエット中におすすめ出来る理由は以下の3つあります。
・通常の炭酸水と同じようにカロリーがゼロなのに満腹感を得られやすい
そんなセブンイレブンの強炭酸水プラスの成分表や価格は以下をチェックしてください。
【成分表】
成分 | 量 |
---|---|
エネルギー | 0kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 5g〜8.3g(うち食物繊維5〜7.1g) |
100円(税別)
URL:https://iyec.omni7.jp/detail/4514603371703
ザバス ミルクプロテイン
ザバスのミルクプロテインが、ダイエット中におすすめ出来る理由は以下の3つあります。
・炭水化物や脂質が少なく、カロリーが控えめ
・味のバリエーションが多く、飽きにくい
そんなザバスのミルクプロテインの成分表や価格は以下をチェックしてください。
【成分表(すっきりフルーティ 430ml)】
成分 | 量 |
---|---|
エネルギー | 99kcal |
タンパク質 | 15g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 10g |
150円(税別)
URL:https://www.meiji.co.jp/dairies/milk_drink/savas-milk/#products
ファミマ バターコーヒー
ファミマのバターコーヒーが、ダイエット中におすすめ出来る理由は以下の3つあります。
・食欲の抑制や脂肪燃焼を促進するMCTオイルなどが配合されている
そんなファミマのバターコーヒーの成分表や価格は以下をチェックしてください。
【成分表】
成分 | 量 |
---|---|
エネルギー | 66kcal |
タンパク質 | 0.4g |
脂質 | 6.8g |
炭水化物 | 0.7g |
184円(税別)
URL:https://www.family.co.jp/campaign/spot/201712buttercoffee.html
ダイエットは飲み物からの水分やカフェインの摂り過ぎに注意
ダイエット中の飲み物について気を付けなければいけない事、それは水分やカフェインの摂取のし過ぎです。
飲み物の中には、ダイエットにプラスの効果をもたらしてくれるものがあります。そして、中には高い効果を得るためにその飲み物を飲み過ぎる人がいますが、この行為は避けるべきです。
そう言える理由は2つあります。
・水分やカフェインの摂り過ぎで健康に対して悪影響が出る可能性があるから
ダイエット中の飲み物、特にカフェインが入った物の飲み過ぎはしないように注意してください。
まとめ
ダイエットと飲み物に関する情報を簡単にまとめます。
【ダイエットの成功に飲み物が重要な理由】
・飲み物の量や飲み方を間違えると代謝の低下などが起こる
【ダイエットに効果的な飲み物の飲み方や選び方】
・1日の飲む量は・2〜・5Lが目安
・喉が渇く前にこまめに飲む
・腹持ちの良い飲み物を選ぶ
・朝ご飯や夜ご飯を飲み物に置き換える
・運動後はプロテインやスープで栄養補給をする
・冷たいものより温かい飲み物がおすすめ
【ダイエット中におすすめの7つの飲み物】
・炭酸水
・緑茶・麦茶・ウーロン茶・紅茶などのお茶
・ココア
・コーヒー
・豆乳
・ヘルシアなどのトクホ飲料
【ダイエット中はNGな飲み物】
- コーラなどの甘い飲み物(ゼロカロリーも含む)
- お酒、アルコール類
- スポーツドリンク
【ダイエット中におすすめのコンビニで買える市販の飲み物】
- セブンイレブン 強炭酸水プラス
- ザバス ミルクプロテイン
- ファミマ バターコーヒー
【ダイエット中の飲み物に関する注意点】
・多く飲んでも効果は高くならないので飲む量は適量に抑える
ダイエットでは食事や運動に意識が向いてしまう傾向にあります。しかし、今回解説したように飲み物もダイエットに成功するためには重要な要素の1つなのです。
これからダイエットに取り組む方は上記の情報を参考にして、正しく飲み物を選び、飲むようにしてもらいたいと思います。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かし、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。