緑茶コーヒーダイエットの効果は?実際に試した人の体験談・口コミ掲載
以前から、緑茶やコーヒーなどの飲み物は、健康に良いという事でよく知られていました。そして、最近ではこの緑茶とコーヒーを掛け合わせた緑茶コーヒーによるダイエットが流行ってきているのです。
そこで今回の記事では、この緑茶コーヒーダイエットに関する情報について詳しく解説していきます。具体的には、緑茶コーヒーの正しい作り方や効果的な飲み方、また緑茶コーヒーダイエットを行う際の注意点などについてです。
緑茶コーヒーダイエットをより安全に、そしてより効果的に行いたい方はぜひチェックしてみてください。
この記事の目次
緑茶コーヒーダイエットとは?
まず、緑茶コーヒーダイエットとはそもそも何なのか、簡単に解説していきます。このダイエット方法は、ダイエット外来の専門医でもある工藤孝文さんが考え出したものです。
内容については、後ほど詳しく説明する方法で緑茶とコーヒーを混ぜ合わせ、緑茶コーヒーという飲み物を作ります。そして、それを1日に何度かに分けて飲むだけという非常に簡単な内容です。
実際に、このダイエット方法を実践した医師の工藤孝文さんは、この緑茶コーヒーを飲んで92キロから67キロへのダイエットに成功しています。その大きなダイエットの成果と取り組みやすさ、またこのダイエットについて書籍化された事もあって、最近では多くの人から注目を集めているのです。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784534056177
緑茶コーヒーダイエットで痩せる理由
この緑茶コーヒーダイエットで、なぜ体重を落とし痩せる事が出来るのか、その理由についてご紹介していきましょう。緑茶コーヒーダイエットで痩せられる理由は、大きく分けて以下の5つの効果があるからです。
2.クロロゲン酸による脂質の代謝促進効果
3.カテキンによる急激な血糖値の上昇を抑える効果
4.テアニンによる過食予防効果
5.胃を満たす事による食べ過ぎ予防効果
以上の5つの効果について、1つずつ詳しく解説していきます。
カフェインによる脂肪燃焼効果
緑茶コーヒーダイエットで痩せる1つ目の理由は、飲み物に含まれているカフェインという成分に脂肪燃焼効果があるからです。ダイエットで使用する飲み物には、緑茶とコーヒーの2つのものが含まれており、この緑茶とコーヒーではそれぞれカフェインが含まれています。
このカフェインは、体内に入り吸収されると、リパーゼと呼ばれる酵素を活性化するのです。そして、このリパーゼは、体内にある脂肪を、体を動かすためのエネルギーとして使いやすい遊離脂肪酸に分解する働きを持っています。つまり、カフェインには、体の中に溜まっている脂肪を、より多くエネルギーとして使い燃やす事が出来る効果があるという事なのです。だからこそ、カフェインを多く含んでいる緑茶コーヒーは、痩せられる効果があると言えます。
クロロゲン酸による脂質の代謝促進効果
緑茶コーヒーに使われているコーヒーは、カフェインの他にもクロロゲン酸と呼ばれる成分が含まれています。このクロロゲン酸という成分は、体内に吸収されると肝臓での脂質の代謝を促進する効果があるという事が分かっているのです。
肝臓という特定の部位だけですが、通常時と比べれば脂肪の消費量はより増加します。これは、トクホの飲み物などによく含まれている、カテキンという成分と同じ働きでもあるのです。そのため、このクロロゲン酸が含まれる緑茶コーヒーには、ダイエット効果があると考えられています。
カテキンによる急激な血糖値上昇の抑制効果
緑茶コーヒーに使われている緑茶には、カテキンが含まれています。そして、このカテキンという成分も、この緑茶コーヒーにダイエット効果があると言える理由の1つなのです。
カテキンには、先ほどご紹介したクロロゲン酸と同じように、肝臓での脂肪代謝を促進させる効果があるからです。その効果は実際に認められて、現在販売されているヘルシアなどのトクホの飲み物にもよく含まれています。また、カテキンは肝臓での脂肪代謝を促進するだけではありません。
カテキンには、その他にも食後などに起こる急激な血糖値の上昇を抑制する効果や、脂肪の吸収を抑えたりする効果などもあります。このように、カテキンにはダイエットに役立つ効果が多くあるため、カテキンが含まれる緑茶コーヒーにはダイエット効果があると言えるのです。
テアニンによる過食予防効果
緑茶コーヒーにダイエット効果があると言える4つ目の理由は、テアニンによる過食予防効果です。テアニンとは、緑茶に含まれる成分の1つで、体内に吸収すると過食を予防する効果があると考えられています。このように、テアニンはダイエットをサポートする効果があります。だからこそ、緑茶コーヒーにダイエット効果があると言える理由の1つなのです。
胃を満たす事による食べ過ぎ予防効果
緑茶コーヒーにダイエット効果があると言える最後の理由は、食べ過ぎの予防効果です。後ほど詳しく解説しますが、緑茶コーヒーは基本として食前に飲みます。
食前に緑茶コーヒーを飲んで胃をある程度満たしておく事で、空腹感を抑える事が出来るのです。その結果、食事による食べ過ぎの予防に繋がります。このように、ダイエットの失敗を招く食べ過ぎを防げる事も、緑茶コーヒーに効果があると言える理由の1つなのです。
緑茶コーヒーダイエットを実践した人の体験談・口コミ
実際に、緑茶コーヒーダイエットを実践した人の口コミを見てみましょう。
View this post on Instagramコーヒー☕️とお茶🍵のハーフ&ハーフ、淹れてみたら意外にもとても美味しい😆💓 コーヒーはスッキリした苦味になるし、緑茶としてはコーヒーの香ばしい香りがプラスになる感じ。 なによりゴクゴクっと美味しく飲める♪ さっきヒルナンデスに出てきたお医者さんがダイエットに勧めてた。ご自身で10ヶ月かけ特別な運動しないで25kgも痩せたとか。 どちらも普通に家にあるので直ぐ出来る!と飛びつく素早さよ(笑)、で淹れてみた。 #緑茶コーヒーダイエット #ヒルナンデス #ヒルナンデスで紹介 #ダイエットに効果的 #コーヒー #お茶 #緑茶 #ポリフエノール #茶カテキン #簡単にできるって素敵 #arrangecoffee #mixgreentea
やった!
1年前より5kg痩せてた!
やっぱ緑茶コーヒーダイエットと高野豆腐を先に摂取した努力が実った!— MAHI❄☕ (@mn_kopapapu19) 2019年4月3日
緑茶コーヒーの体験談とも言える口コミでは、ダイエットに効果を感じている人が多くいました
緑茶コーヒー1:1で割ったやつダイエットにいいと聞いて飲んでみたけど緑茶が強いからコーヒー嫌いな私でも飲めたぞ!!痩せる!!!
— おせろ🎬10 (@mmss_knknkn) 2019年4月7日
緑茶コーヒーの体験談とも言える口コミでは、ダイエット効果はもちろん、その味も良いと評価する内容が多くありました。
緑茶コーヒーを正しく作る方法とおすすめの飲み方
緑茶コーヒーの正しい作り方と、効果的なおすすめの飲み方について詳しく解説していきましょう。緑茶コーヒーは、基本的には緑茶とコーヒーを混ぜるだけで作れるものです。
しかし、安全にダイエットを行い失敗を防ぐためには、正しい分量を混ぜ合わせて、正しい量を適切なタイミングで飲まなければいけません。そのため、これから緑茶コーヒーダイエットを行おうと考えている方は、正しい作り方と飲み方についてチェックしておいてください。
緑茶とブラックコーヒーを1:1で割る
緑茶コーヒーダイエットで1回に飲む量の緑茶コーヒーは、以下のレシピ通りに作ります。
【1回分の緑茶コーヒーのレシピ】
2.ブラックコーヒー:緑茶と同じ量
3.緑茶とブラックコーヒーを混ぜる
非常に簡単ですが、緑茶コーヒーを作る時には以下2つのポイントがあります。
・緑茶は、80度以上のお湯で入れる(カテキンが多く抽出出来るため)
市販のヘルシア等のペッドボトルに入った緑茶や、粉末のコーヒーを混ぜるだけもで作れます。しかし、より効果を高めたいなら、上記の2つのポイントを意識して作る方がおすすめです。
毎日飲む必要がある?
緑茶コーヒーを飲む量は、一度に250mlから350ml前後がおすすめされています。つまり、この一杯分の緑茶コーヒーは、125mlから175ml前後の緑茶とコーヒーで作る必要があるという事です。
そして、この緑茶コーヒーを飲むタイミングについては、毎日3回の食前を基本とします。食前に飲む事で食べ過ぎの予防になり、さらに食後の血糖値の上昇もこの緑茶コーヒーによって抑える事が可能です。
もちろん、食前に飲まなければ、ダイエット効果が得られないというわけではありません。そのため、食前に飲む事が難しいのであれば、自分の環境にあったタイミングを見つけて、1日に3杯飲むようにしてみると良いでしょう。
運動の1時間前に飲んでも効果的
既に解説した通り、緑茶コーヒーを飲むタイミングは基本的に食前が良いのです。しかし、この食前以外にも、もう1つ効果的な飲むタイミングがあります。それは運動の約1時間前です。緑茶コーヒーが持つ脂肪をエネルギーとして使いやすくする効果が、飲んでから約1時間ほどでピークを迎えます。
つまり、運動の約1時間前に緑茶コーヒーを飲んでおくと、運動でより効率的に脂肪を燃やす事が出来るわけなのです。そのため、定期的にダイエットのための運動をしている人は、食前の1杯分をこの運動前のタイミングで飲んでみても良いでしょう。
緑茶の代わりに紅茶や烏龍茶を使ってもOK
緑茶コーヒーダイエットでは、その名前として使われている緑茶を使う必要があると考えている人は決して少なくありません。
しかし、このダイエットでは、必ずしも緑茶を使う必要があるというわけではないのです。緑茶と同じように、カテキンやカフェインが含まれるものであれば、他のお茶も使用出来ます。
例えば、以下のようなお茶です。
・烏龍茶
・プーアール茶
・ほうじ茶
もし緑茶が苦手な場合には、これらの他のお茶をコーヒーと混ぜてみると良いでしょう。ただし、麦茶についてはカテキンが含まれていないため、緑茶の代わりとして使用する事は出来ませんので注意してください。
緑茶コーヒーダイエットにおける注意点
緑茶コーヒーダイエットは、食前などに3杯飲むだけで良いという非常に取り組みやすいダイエットです。しかし、このダイエットを行う際には、注意しなければいけない点が2つあります。
それが以下の2点です。
- カフェインに利尿作用があるため十分な水分補給を行う
- 痩せない場合には、食生活や運動習慣を見直す
それぞれの注意点について、より詳しく解説していきます。緑茶コーヒーダイエットを安全に、そして効果的に行うためにも一通りチェックしておいてください。
カフェインに利尿作用があるため水分補給が必要
緑茶とブラックコーヒーには、それぞれに十分な量のカフェインが含まれています。そして、このカフェインには利尿作用があります。そのため、普段よりも多くの水分が体の外へと排出され、水分不足の状況に陥る事があるのです。
もし体の中の水分が不足すると、脂肪燃焼の効率が低下して、ダイエット効果が落ちてしまいます。それだけでなく、免疫力の低下や肌の乾燥などの他の問題が起こる事もあるのです。そのため、緑茶コーヒーダイエット中には、緑茶コーヒーとは別にしっかりと水分補給を行うように意識しておきましょう。
痩せない場合は食生活や運動習慣を見直す
緑茶コーヒーからはダイエットに役立つ成分が多く含まれており、また食べ過ぎの予防効果を得られます。しかし、緑茶コーヒーを継続して飲み続けていても痩せないケースもあるのです。そのようなケースでは、ダイエット効果を邪魔する原因が他にあります。
例えば、以下のような原因です。
- 普段の食事や間食からのカロリーが高い
- 運動不足で1日の消費カロリーが低い
このような原因に当てはまっている場合には、どれだけ緑茶コーヒーを飲んでも痩せる事は出来ません。そのため、緑茶コーヒーダイエットで痩せない時には、食生活や運動習慣を見直してみてください。
まとめ
緑茶コーヒーダイエットに関する情報を簡単にまとめます。まず緑茶コーヒーダイエットに効果がある理由は以下の5つです。
・クロロゲン酸による脂質の代謝促進効果
・カテキンによる急激な血糖値上昇の抑制効果
・テアニンによる過食予防効果
・胃を満たす事による食べ過ぎ予防効果
また、この緑茶コーヒーの作り方と飲み方は以下の通りです。
1.緑茶とブラックコーヒーを125mlから175mlずつ用意する
2.緑茶とブラックコーヒーを混ぜる
・基本は食前、1日3回飲む
・運動の1時間前に飲むのも効果的
そして、緑茶コーヒーダイエットを実践する際の注意点は以下の2つあります。
- カフェインに利尿作用があるため、十分な水分補給を行う
- 痩せない時には食生活と運動習慣を見直す
ダイエットをしたい方は上記の情報を参考にして、安全にかつ効果的に緑茶コーヒーダイエットに取り組んでみてください。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かし、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。