ジムでの筋トレウェアの選び方!機能性とサイズにこだわろう
ジムでの筋トレを始めると、スタイリッシュなウェアに身を包んでトレーニングに取り組む女性が多い事に気が付きます。自分らしいファッションで筋トレする人を見るとテンションも上がりますね。
お気に入りのウェアでトレーニングすると、本人のテンションも上がって筋トレを続けるモチベーションを維持出来るのもメリット。動きやすさとオシャレを両立させて楽しく筋トレを続けていきましょう。
この記事では、ジムでの筋トレでどんなウェアを選んだらいいかを解説します。注目すべき点を詳しく見ていくので、トレーニング用のウェア選びに迷っている人は参考にしてください。
この記事の目次
ジムでの筋トレに必要なウェアとは?
ジムに通い始める人の多くが、何を着ていったらいいか迷います。家にある学生時代のジャージを着ていって恥ずかしい思いをした事のある人もいるでしょう。
最近はジムに通う女性が増えてウェアも華やかになっています。高額なウェアや華美なものを用意する必要はないのですが、運動に適したスタイリッシュなウェアを選びたいですね。
ジムでの筋トレを始めるにあたって、まずはトップスとボトムスを用意して、筋トレを進める中で必要と感じるものがあったら買い足していくのがスマートです。
トップスが印象を決める
ジムで着用するウェアで最も印象を左右するのがトップスです。動きやすさが大事なのはもちろんですが、せっかくだからお気に入りのウェアを着たいですよね。
基本のトップスはTシャツと考えてください。ジムは気温が管理されているので、冬でも長袖を着る必要はないでしょう。自宅にある運動用のTシャツをまずは着れば十分。筋トレしていく中で自分好みのトップスを見極めていってください。
筋トレに慣れてくると、タンクトップやスリーブレスの方が動きやすくていいと感じる人も多いのです。露出部分が多いため、自分の筋肉の動きを確認しながら、筋トレに取り組めるのもメリットと言えます。
ただし、周りがタンクトップを着ているからといって自分も無理に着る必要はありません。自分がジムで快適に過ごせる事を最優先にしてトップスを選びましょう。
動きやすいボトムスを選ぼう
動きやすさを決めるのがボトムスです。基本は運動用のショートパンツでいいでしょう。
丈の長さは筋トレのやりやすさを左右するのでこだわってください。膝にかかる丈だとスクワットなど下半身の筋トレをやる時に引っかかりが生まれて不快に感じる人がいます。
膝よりも少し上の丈のショートパンツの方が快適に筋トレ出来ると思いますよ。
最近増えているタイツも筋トレに適しているのでおすすめです。スポーツタイプのタイツは速乾性でベタベタしないので筋トレに集中出来ます。適度に筋肉を締め付けてくれるから、効率的に筋トレ出来るのも魅力です。
タイツにタンクトップを合わせて、バリバリのフィットネススタイルで筋トレしている人を見ると、ちょっと憧れを感じる人も多いでしょう。
まずは基本のウェアから入って、徐々に自分らしくアレンジしてください。
冷房の効いたジムなら羽織るものが重宝
ジムは気温が管理されていて、1年を通して快適な気温の中でトレーニングが出来ます。そのため、基本はTシャツに短パンの身軽なスタイルで問題ありません。
ただし、一部のジムでは冷房がかなり効いている場合があり、冷え性の女性にとっては辛く感じる事があるのも事実。
冷え性だと感じている人は、軽いパーカーやジャケットなど羽織るものがあると便利です。トレーニングの合間の休憩で体を冷やさないように着ておく事で、トレーニングへの集中度も増します。
スポーツブラで胸を保護するのもお忘れなく
ジムでの筋トレは普段する事のない動きもします。何の対策もせずにハードな筋トレをすると、胸の垂れの原因になる事があるので注意してください。
運動による胸の垂れを予防するためには、胸が揺れないようにしてクーパー靭帯を保護するのが大切。筋トレをする時にはスポーツブラで胸を抑えるのがおすすめです。
簡単な対策ですが効果てきめんですよ。せっかく筋トレで美しい体を手に入れたのに、胸の形が悪くなってはショックなのでしっかり対策してください。
筋トレ用ウェアは機能性を重視して選ぼう!
筋トレ用ウェアはオシャレなものが増えているけれど、やっぱり大切なのは機能性です。筋トレに集中出来るウェアこそが、トレーニングの継続のためにも必要ですね。
とはいっても、ジムでの筋トレを始めたばかりの人はどんな機能が必要かわかりません。動きやすさ、速乾性、フィット感の3つに注目してウェアを選んでくださいね。
それぞれ見ていきましょう。
動きやすいウェアなら筋トレがはかどる
何よりも大事なのが動きやすさです。着た時に体にひっかかる部分があったり、サイズが違ったりして筋トレの邪魔をするようなら、どんなにデザインが気に入っても買うのはよした方がいいでしょう。
試着した時に違和感がなくて、「これならトレーニングに集中出来る」と感じるウェアがベストです。動きやすいウェアが手に入ると快適にトレーニング出来て、効率も上がります。
ウェアで迷ったら動きやすさを最優先。これを忘れないでください。
速乾性のウェアで肌サラサラ
ジムは年間を通して温度管理されていて、冬でも運動し始めると汗をかきます。筋トレだけでもだんだん汗ばん出来ますし、有酸素運動を組み合わせると滝のように汗が出てくるでしょう。
普段着のTシャツで筋トレすると、汗を吸い込んで肌にベタベタとまとわりついてとても不快です。必ず運動用の速乾性のウェアを選びましょう。
速乾性のウェアだと、汗をすぐに発散させて肌を快適な状態に保ってくれます。ウェアがベタベタになるとマシンを汗まみれにして周りにも迷惑がかかる事になるので、ウェアの素材にこだわるのは大切です。
フィット感を重視してサイズを決めよう
ジムでの筋トレ初心者がやりがちなウェア選びの間違いが、大きめサイズのウェアを選ぶ事。
学生時代のジャージやTシャツは少し大きめを買っていた事もあり、少しだぼっとした余裕のあるサイズが動きやすいと刷り込まれている人もいるからです。
ジムでの筋トレウェアでは、ジャストサイズが基本。だぼっとしていると動きにくいし、見た目にも美しくなくてモチベーションが上がりません。
小さめのウェアも動きづらくなるのでNGですから、ちょうどいいサイズを選ぶようにしてください。
コンプレッションタイプのウェアもおすすめ
最近増えてきたのがコンプレッションタイプのウェアです。下半身のタイツは少し前からよく見かけるようになりましたが、上半身でもコンプレッションタイプが目立つようになってきました。
プロ野球選手が着ているピチッとしたアンダーをイメージするといいですね。筋肉を適度に圧迫する事でトレーニングのパフォーマンスを上げる効果もあります。
ただし、コンプレッションタイプは向き不向きがあります。着用してみると圧迫感がストレスになって嫌だと感じる人も少なからずいますよ。
コンプレッションタイプのウェアを購入するなら、出来ればスポーツショップで試着してから購入する事をおすすめします。
ウェアの素材にこだわって筋トレを快適に
流通している多くの機能性ウェアでは、ポリエステルなどの素材を使っています。速乾性に優れていて運動時に快適なため多くのトレーニーに愛用されています。
ほとんどの人にとっては、ポリエステルなどをメインに使った機能性ウェアがおすすめですが、あえて綿素材を選ぶといい場合もあるので知っておきましょう。
ポリエステルは肌が乾燥しやすいデメリットがあります。乾燥肌や肌荒れが気になる人は綿なら肌に優しい事を覚えておいてください。
ただし、綿素材のウェアは汗を大量にかく場合には、ウェアが汗を吸い込んで重くなりとても不快です。
優先順位をつけて、自分に合ったウェアを選んでいきましょう。
筋トレ用ウェアの価格はどのくらい?
筋トレブームによって、様々な種類のウェアが販売されると共に、値段も下がってきています。
誰もが知っているメーカーのウェアでも、スポーツショップでTシャツが1,000円前後で手に入る事も珍しくないですね。
もちろん、大量生産していないメーカーなどでは10,000円を超えるようなウェアもありますがそれは例外。オシャレで自分に必要な機能のウェアを一式揃えるのに、5,000円~7,000円もあれば十分でしょう。
特に最初の1着は自分のこだわりポイントや必要な機能も分かっていない状態なので、リーズナブルなウェアを選ぶのがおすすめ。
筋トレに取り組む中で自分に合ったウェアを見つけていってくださいね。
ファストファッションを活用してリーズナブルにまとめる
ユニクロなどのファストファッションからもスポーツウェアが販売されています。速乾性など最低限必要な機能はあるので、値段重視でそろえたい人には使い勝手がいいです。
デザインや細かい機能などはやはりスポーツメーカーの方が優れているので、ウェアの着こなしを楽しみたい人にはあまりおすすめ出来ません。
お気に入りの筋トレ用のウェアでモチベーションを上げよう
ジムでの筋トレで効果を出すために最も必要なのは間違いなく「継続」。そしてこの継続が一番のハードルになるでしょう。
通うのも大変だし、筋トレ自体も辛い。意志が強い人を除いて、挫折しそうになる瞬間がたくさん現れるのが筋トレです。
そんな時にお気に入りのウェアに身を包んでいるとモチベーションが高まって「今日も頑張ろう」と思えます。
ウェアは機能性の面で筋トレをサポートしてくれるだけでなく、筋トレに取り組む女性をメンタル面からも支えてくれる心強い味方なのです。
モチベーションをアップしてくれる自分らしいウェアを選ぶためには、次の2つのポイントを押さえておきましょう。
お気に入りのメーカーのウェアがおすすめ
自分に必要な機能を持っているウェアなら、あとはデザインやメーカーの好みで選ぶのがいいでしょう。
自分が愛してやまないメーカーやデザインのウェアだと、着るだけで気持ちが上がりますね。筋トレしている自分を好きになれる事は継続のための大事な要素です。
スポーツウェアで有名な海外ブランドとしては、下記のメーカーがあります。
- アディダス
- ナイキ
- プーマ
- アンダーアーマー
- ニューバランス
- リーボック
大手スポーツ用品のお店などにもトレーニングウェアは色々ありますので、一度見てみると良いでしょう。
サイズの合ったウェアでスタイリッシュに
意外に見落としがちなのがサイズの事。「服はサイジングが全て」と言うスタイリストもいるほど、サイズが見た目に与える影響は大きいです。
筋トレ用のウェアは、基本的にジャストサイズで着る事を想定しています。
試着出来るなら、必ず着てみてサイズを合わせるのが大切。ネットで購入する場合にも寸法を見てジャストサイズを購入するようにしてくださいね。
ジムでかっこいいなと感じる女性の多くがジャストサイズでウェアを着こなしているはずですよ。
まとめ
筋トレが流行していると言っても、効果が出るまで継続出来る人は半分にも満たないのが現実です。筋トレの辛さやジムに通う事の面倒くささに負けて、挫折してしまう人もとても多いのです。
挫折を防ぐためには、ありとあらゆる手段でモチベーションを維持するのが大切で、ウェアは大きな役割を担ってくれますよ。
お気に入りのウェアでする筋トレは充実感が増してアドレナリンも出るでしょう。速乾性などの機能にこだわる事で筋トレに伴う不快な要素も減少します。
価格に関しては、一式揃えても5,000円から7,000円程度あれば十分です。アディダス、ナイキなど、大手メーカーからも販売されていますので、実際に見に行ってみるのも参考になると思います。
筋トレを継続して理想の体型に近づくためにも、ウェア選びにはこだわってください。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かし、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。