筋トレ初心者はトレーニンググローブを使おう!メリットや効果を解説
筋トレに使うアイテムの中でも初心者に特に使ってほしいのがトレーニンググローブです。
筋トレはバーベルやダンベルなどを握る動作が多く、手のひらが傷つきやすいので、素手でトレーニングするとまめが出来るのは避けられません。トレーニンググローブがクッションになる事で手のひらをしっかり保護出来ます。
さらに、滑り止めにもなって筋トレの質が向上するなどメリットだらけ。「大げさに見えて恥ずかしい…」なんて思わず、筋トレを始めた人全員に使ってもらいたいぐらいです。
この記事では、トレーニンググローブのメリットや選び方などを詳しく解説します。トレーニンググローブの購入を考えている人は参考にしてください。
この記事の目次
筋トレに使うトレーニンググローブは必要?
ベルトなどと並んで代表的な筋トレグッズがトレーニンググローブです。ベルトは高重量を扱わない場合にはいらないのですが、トレーニンググローブはどんなレベルのトレーニーにも役立つのが特徴。
筋トレを始めたばかりの初心者にこそ必要のがトレーニンググローブです。トレーニンググローブにはどんな特徴があるのかを、まずはザッと見ていきましょう。
安全に筋トレ出来てトレーニングの質も上がる
ジムでトレーニンググローブをつけている人は高重量を扱うムキムキの人が多く、初心者の自分が使うのは恥ずかしいと思う人も多いかもしれません。
トレーニンググローブはカッコつけるために使うのではなく、安全に筋トレをするための道具。どんなレベルの人が付けてもいいですし、他の人も気にしていないので安心してください。
まめや手首のケガを予防してくれるだけではなく、汗などによる滑りも抑えて筋トレに集中出来るのがメリット。安全面とトレーニングの質の向上の両方に役立ちます。
トレーニンググローブを使うデメリットは特にないので、使わない理由がありません。
初心者こそ使いたいのがトレーニンググローブ
トレーニンググローブは筋トレ上級者よりも、むしろ初心者に使ってほしいグッズです。
上級者は筋トレを繰り返す中で手の皮が厚くなっているので、多少の事ではまめは出来ないし手の皮も裂けません。しかも、筋トレする中で手首の腱なども強化されています。
初心者が素手でトレーニングすると、手のひらはあっという間にボロボロになり、多くの人が手首に痛みを感じます。慣れていないからこそ、トレーニンググローブで保護するのが大切なのです。
最近では筋トレ女子が増えてきた事もあり、オシャレでかわいいトレーニンググローブも販売されています。好みのトレーニンググローブを身に着ければ気持ちも上がります。
筋トレでトレーニンググローブを使うメリット・効果を解説!
筋トレをライフワークにする全ての人の役に立つのがトレーニンググローブです。
基本的にデメリットはなくて、いい事だらけ。トレーニンググローブを筋トレに使うとどんなメリット・効果があるのか詳しく見ていきましょう。
手のひらを保護してまめを予防
筋トレ初心者でまめが全く出来ない人はほとんどいません。ダンベルやバーベルには滑らないようにギザギザ加工がしてあり、手のひらの皮が裂けてしまう事もあります。
まめがひどくなって皮がむけると、痛みでトレーニングが出来ません。筋トレは継続が何より大事ですから、まめで中断するのは一番避けたいところ。
トレーニンググローブを使うと、手のひらとバーの間にクッションが出来るのでまめを予防出来ます。シンプルな対策ですが効果はとても大きいですよ。
慣れないうちはバーベルやダンベルのギザギザが皮膚を刺激して痛みを感じる人も多いのです。トレーニンググローブを使うとトレーニング中の痛みもなくなり、集中出来るのもメリットと言えるでしょう。
手首を補強してケガを防ぐ
筋トレではあらゆる種目で手首に負担が掛かります。ベンチプレスなどはもちろんの事、ダンベルやマシントレーニングなどでも握る動作があるので、最も負担が掛かり続けるのが手首です。
筋トレを始めたばかりの時は、手首の筋肉や関節、腱も弱い状態なので、さらに痛めやすい状態にあると言えるでしょう。
トレーニンググローブの多くは手首を保護する形状になっているので、負荷が掛かった時にもしっかり固定してくれます。
特に、ベンチプレスなど高重量を扱うトレーニングでは手首の可動域を超えてしまいがちなので、トレーニンググローブで保護するのが大切です。
滑りを防いで筋トレの質が上がる
筋トレでは意外に手に汗をかく場面が多いのです。トレーニングを始めてしばらくするとジワーッと汗をかくでしょう。さらに、高重量を扱う時には、緊張で手に汗をかきやすくなります。
汗をかくとグリップが滑って事故のリスクが高まりますから、トレーニンググローブを使って汗滑りを防ぐのがポイント。トレーニンググローブ自体に滑り止めが付いていて、握った時のフィット感も増します。
筋トレでは自分の限界に近い所まで筋力を使う事になるので、滑りに邪魔されずに集中出来る環境づくりも重要です。
グローブを付けるとモチベーションが高まる
筋トレを継続するにはモチベーションの維持がポイントになります。自分のお気に入りのグッズがあるとトレーニングに気持ちが入るのでおすすめですよ。
トレーニンググローブに手を入れると、日常生活から気持ちが切り替わってトレーニングモードになります。なまけそうな心に喝を入れるためにもトレーニンググローブが役立ちますね。
筋トレのグローブの種類と選び方!
トレーニンググローブは初心者こそ使いたい筋トレグッズな事が分かりました。しかし、筋トレ経験が浅いとどんなトレーニンググローブを購入すればいいかわかりません。
4つのポイントを解説するので、自分に合ったトレーニンググローブを購入してくださいね。
高重量を扱うならリストストラップは必須
トレーニンググローブには、手首まであるタイプと手首の上までのタイプがあります。手首まであるタイプを買っておけば間違いないと覚えておきましょう。
手首にマジックテープなどのリストストラップがあるタイプは、手首を固定して保護するのが目的。筋トレの負荷で手首が可動域を超えて動かないように守ってくれます。
軽めのダンベルでのトレーニングでも手首には意外に大きな負荷が掛かっているもの。リストストラップがあるトレーニンググローブでケガを予防しましょう。
自重トレーニングやヨガなどがメインで手首を使うのはごく軽いダンベル程度の場合には、手首の上までのタイプでも十分です。
ジャストサイズを選ぶと使いやすい
トレーニンググローブの中で手が動くと筋トレに集中出来ません。自分の手にジャストフィットするグローブを選ぶのがポイントです。
実際に装着してから購入するのが理想ですが、ネット通販で購入する場合には寸法をよく見て自分の手にフィットするサイズを選んでください。
手のひらのクッションが重要
トレーニンググローブを装着する第一の目的は手のひらの保護です。まめや皮膚が裂けるのを予防するためには、クッション性の高いトレーニンググローブが必要です。
手のひら部分のクッション性は商品によって違います。手のひらを保護出来るように、厚めのクッションのトレーニンググローブを選ぶのがいいでしょう。
1,000円以下で購入出来るトレーニンググローブは、クッションが薄く手のひらを十分に保護出来ないものが多いので気を付けた方がいいのです。安物買いの銭失いになってしまわないように、性能を吟味してから買ってください。
洗濯出来るグローブがおすすめ
トレーニンググローブでは、洗濯出来るタイプが圧倒的におすすめです。
手のひらの汗を吸収するトレーニンググローブは臭いが気になります。バーベルを握っているので鉄の臭いが染み付くのも避けられません。洗えるタイプなら定期的に洗って、いつでも清潔な状態で使えるので心配ありません。
レザーは耐久性があり質感も良いので上級者で愛用している人が多いのですが、洗いにくいのがデメリット。最初はナイロンやポリエステルなど洗濯しやすい素材のトレーニンググローブを選ぶのもいいですね。
トレーニンググローブを購入する時の注意点
トレーニンググローブは自分に合わないものや、トレーニングに適していないものを使うとケガに繋がります。
購入する時に注意したい点を2つ解説します。
代替品は効果が薄いので使わない
トレーニンググローブは、筋トレをサポートするために開発されています。似たような形状だからと代替品を使うのはやめましょう。
登山用のグローブや滑り止めが付いた作業用のグローブなどを使えると考える人もいますがそれは危険です。滑り止めが十分でないし、蒸れやすさなどが筋トレ中のストレスになります。
筋トレを継続するためには、トレーニングをする中でのストレスを減らしていくのがポイントです。トレーニンググローブは一度購入すれば長く使えるので、専用のものを買うようにしましょう。
安すぎるグローブは耐久性が低い
トレーニンググローブはピンからキリまであります。5,000円を超えるようなものから、1,000円を切る価格帯のものまであって、始めて買う時にはどれを買ったらいいか迷う事でしょう。
最初のグローブは3,000円以下のもので十分です。使っていく中で自分の筋トレのクセやグローブに求める機能を明確にして、次のグローブを購入するのがいいですね。
ただし、1,000円以下の価格帯のものは避けたい所。安すぎるグローブの多くは、耐久性が低いものが多く壊れやすいのです。
手のひらのクッション性が弱いものも多いので、充実した筋トレをするためにも最低限の機能があるトレーニンググローブを選びましょう。
まとめ
トレーニンググローブは筋トレを継続出来なくする手のひらのまめを予防してくれるだけではなく、汗による滑りも防いで筋トレの質を向上させてくれるアイテム。
トレーニンググローブがあるかないかでは、筋トレへの集中度合いが全然違いますよ。手の痛みや滑りが気にならなくなると、トレーニングの終盤でも十分に力を発揮する事が出来ます。
トレーニンググローブを選ぶ時にはサイズやクッション性にこだわるのが大切。リストストラップの有無なども、自分のニーズに合わせて決めてください。
様々なトレーニンググローブが販売されているので悩むと思いますが、最低限自分に必要な機能を満たしていれば、あとは好きなものを買えばいいですよ。
実際に使っていく中で、次のグローブはどんなものを購入するか考えていきましょう。
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かし、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。