筋トレ用マットでトレーニングが捗る!選び方を徹底解説
家で腹筋運動をしていて、お尻が痛くて続けられなくなった経験がある人は多いと思います。せっかく頑張って継続してもストレスがきっかけで挫折する事もあるので、不快な要素は出来るだけ減らしたいものです。
筋トレする時の痛みや床の滑りは、マットを使えばあっさり解決します。サイズや素材、収納方法に特徴がある様々なマットが販売されていますから、自分に合ったものを選んでくださいね。
この記事では、筋トレで使うマットのメリットや選び方を詳しく解説します。筋トレ用マットの購入を考えている人は参考にしてください。
この記事の目次
マットを使うと筋トレが捗る!痛みからも解放
自宅で筋トレを始めてしばらくすると、腹筋運動や腕立て伏せ、ダンベルでの筋トレの回数が増えてきます。そうなると床とこすれる回数が増えて痛みが出る人もいます。
痛み自体は小さくても、毎日のように積み重なるとストレスはどんどん大きくなりますよ。筋トレ自体が嫌になる前に、マットを買ってストレスを無くしましょう。
痛みがなくなる他、床を傷つける恐れが無くなるなど、筋トレについて回るストレスを解消出来ます。値段も安いので気軽に購入出来るのも嬉しいですね。
筋トレ用マットはトレーニングマットと呼ばれる事もあります。ヨガマットも筋トレ用に使えるのでほぼ同義と考えていいでしょう。
目的と選び方を知って、自分の筋トレスタイルにフィットする一枚を探してください。
筋トレにマットを使う目的を解説
筋トレにマットを使うと、お尻や腰が床にすれて生じる痛み問題は一気に解消します。これだけでも意味がありますが、他の効果も期待出来ますよ。
筋トレにマットを使う目的を一つずつ見ていきましょう。
床に体がこすれての痛みがなくなって筋トレが快適に
筋トレ用マットを使う最大のメリットが、床に肌がこすれての痛みがなくなる事です。
同じ場所が当たり続けると、地味な痛みが次第に大きな痛みに変わってきます。そうなる前にマットを使って痛みから解放されましょう。
痛みが無くなると、筋トレに集中出来て効果も高くなりますよ。特に筋トレのラスト数回で痛みに悩まされずに筋肉を意識出来る事は、筋肉の成長のために欠かせません。
滑らないので筋トレに集中出来る
一般家庭の床は、日常生活での過ごしやすさを重視して設計されていてある程度滑ります。そのため、筋トレをしている時に滑って力を十分に入れる事が出来ない場面があります。
腹筋運動をしている時にお尻の位置が変わって集中出来なくなったり、腕立て伏せでつま先が滑ったりした経験がある人は多いでしょう。
筋トレ用マットを使えば滑りがなくなるので、筋トレに集中出来ます。商品によっては筋トレマットの裏に滑り止めが付いているものもあります。より集中しやすい環境づくりが出来ますね。
実際に使ってみると分かりますが、滑らない事は力が逃げない事に繋がり、筋肉にしっかりと効いている実感を得る事が出来ます。
ダンベルを使っても床を傷つけない
ダンベルやケトルベルなどの器具を使って筋トレする場合、床を傷つけないか心配ですよね。注意して筋トレしていても落とす事やぶつける事はあるもの。マットを敷いていれば傷つけるのを気にする事なく筋トレに取り組めます。
床に置くタイプの筋トレ器具もマットの上に置く事で安心して使えます。余計な心配は筋トレの質を下げますから、マットを使って事前に対策しておきましょう。
防音効果でマンションでも安心
マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる人は、ご近所さんに迷惑を掛けていないかも気になります。筋トレしている本人は気づいていない意外な音が出ている事もあるので、防音対策はしておきたい所。
マットを敷いておけば、自分の体と床がこすれる音を抑えられるのはもちろん、ダンベルなどの器具による音も小さく出来ます。
一枚マットを挟むか挟まないかで響く音の大きさは全く違うので、音が気になっている人は使ってみてください。小さいお子さんがいる家庭で寝静まった後に筋トレする場合にもマットがあるといいですね。
筋トレ以外にストレッチやヨガにも使える
筋トレ用マットは、筋トレ以外にも使えてコスパが高いのも魅力です。ストレッチやヨガ用のマットとしても問題なく使えるでしょう。
マットを購入した事によって筋トレ以外にも興味が湧いて、ストレッチやヨガを併用しながら体を鍛えるようになる人もいます。ちょっとテレビの前に座って体を伸ばす時にも、筋トレ用マットがあると便利ですよ。
筋トレ用マットの選び方を徹底解説!
筋トレ用マットはダンベルなどのように直接筋トレに使うわけではないから「何でもいいや」と雑に選ぶ人が多いのです。しかし、実際に使い始めてみて使いづらいと感じて後悔する人も少なくないです。
まず筋トレ用マットを使う目的を明確化するのがポイント。そして、サイズや素材、収納方法などを一つ一つ吟味して購入するマットを決めていきましょう。
注目すべきポイントを解説するので、筋トレ用マットを購入する際の参考にしてくださいね。
マットを使う目的を明確にしよう
筋トレ用マットを購入する際には、どんな目的で使用するかを決めておく必要があります。
例えば、重いダンベルを使った筋トレをする人と、自重の筋トレがメインの人では購入すべき筋トレ用マットのタイプが変わってきます。ヨガを中心にやっていて、そのついでに筋トレをしている人なら、かなり薄い物でも構わないという事になります。
自分の目的を明確にするのが筋トレ用マット選びのスタートです。
厚さと長さが使いやすさを決める
筋トレ用マットの使いやすさを決める最も重要な要素は厚さと長さです。特に厚さを間違えると致命的。用途別のおすすめの厚さを説明するので、参考にして購入してください。
一般に流通している筋トレ用マットやトレーニングマットの厚さは、3mm~10mm前後のものが多いのです。
3mm前後のものはストレッチやヨガなどを対象に作られている商品が多く、コンパクトで持ち運びに便利な一方、クッション性が弱いのです。腹筋運動などに使うには向いていないでしょう。
一番よく見かけるのが6mm前後のタイプ。ストレッチやヨガはもちろん、筋トレに使う時にも問題のない厚さです。収納性と厚さのバランスが良く扱いやすい筋トレ用マットと言えます。
おすすめしたいのは実は10mm前後のもの。厚みがあるのでスペースを取りますが、腹筋運動や体幹トレーニングによる床からのダメージをしっかり吸収してくれます。ダンベルを落とした時にも安心です。
長さは最低でも身長以上の長さがあるものがおすすめ。幅は60cm前後の商品が多いのですが、ガッチリした体型の人は80cm前後のものを選ぶと良いでしょう。
何よりも自分に合ったサイズの筋トレ用マットを選ぶのが大切です。
日常的に使うからこそ素材にこだわろう
マットの素材として最も多く使われているのはPVC(ポリ塩化ビニール)です。安いマットの多くはPVCを使っています。流通量が多いのでカラーバリエーションが多いのも嬉しい所。
安い分、デメリットもあります。使い始めてからしばらくは独特の匂いがあるので、匂いが気になる人は避けましょう。また、水に弱い素材なので丸洗いは出来ません。
他の素材としては、ニトリルゴムや天然ゴム、マイクロファイバーなど様々な素材のマットが販売されています。
PVCと比較すると価格は高い傾向にあるものの、クッション性が高い、丸洗いが出来るなど、長く使うなら大きなメリットとなる特徴をそれぞれ持っています。
最初の一枚としてPVCのマットを購入し、2枚目に自分の特徴に合わせて高品質なマットを買うのもおすすめです。
家のスペースを考えて収納方法を決める
筋トレ用マットは筋トレグッズの中でも幅を取ります。収納方法は主に3つあるので、部屋のスペースを考慮して決めていきましょう。
最も省スペースなのはロールアップタイプ。くるくる巻いた状態にすれば、部屋の片隅の小さなスペースがあれば置けます。
それほどスペースの事を気にしない、または棚の後ろなどに入れておきたい人におすすめなのが折りたたみタイプです。2つ折りか3つ折りで折りたためます。サッと出して使えるのがメリットですね。
ジムなどで見かける折りたたまないストレートタイプもあります。自宅だと少々使いにくいですが、スペースに余裕のある人ならおすすめ。
ヨガなどもやっている人で、外部で使う事があるならロールアップタイプの薄めのマットが現実的です。折り畳みだと持ち運びは難しいでしょう。
筋トレ用マットの値段の目安は?
筋トレ用マットやトレーニングマット、ヨガマットは全体的に値段が安いです。1,000円を切るリーズナブルな商品もあり、高い物でも5,000円前後で購入出来ます。
1万円を超える高級品もありますが、デザインなどの付加価値によって高額になっているので自分に必要かどうか見極めましょう。初めての筋トレ用マットであれば3,000円以下のもので機能面は十分です。
おすすめの筋トレマットは?
筋トレ用のマットを選ぶ際に参考になるのが、Amazonと楽天です。価格の順番に並び替える事も可能で、タイトルにも厚さの記載があるので分かりやすいでしょう。何より実際に購入した人のレビューを見る事が出来ますので、こちらも合わせて参考になります。
Amazon:https://www.amazon.co.jp/slp/%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88/bupgt2eyhkcn9ne
楽天:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88/
使う目的によっても選ぶ筋トレ用のマットは違うため、当ページの選び方の見出しを参考に上記の中から選ぶと良いでしょう。
まとめ
筋トレ用のグッズだと、ダンベルや腹筋ローラーなど直接筋肉を鍛える器具が人気。脇を固める筋トレ用マットが注目される事は少ないのです。
しかし、筋トレ用マットがあるとないとでは、筋トレの快適さが全く違ってくるので実はとても重要なアイテム。摩擦による痛みから解放されるだけで筋トレのストレスが大きく減りますよ。
痛みが軽減されるのはもちろん、滑らなくなる事や防音や傷が気にならなくなるなどメリットはたくさん。リーズナブルなので一枚買っておいて損はありません。
購入する時は目的を明確にして、サイズや素材、収納方法にもこだわりましょう!
この記事を書いた人
- 経歴
2012年 日本ボクシングコミッション(JBC)プロライセンス取得
ボクシング歴 17年
大手スポーツクラブにて約8年間勤務プロボクサー時代の経験と大手スポーツクラブでの経験を活かし、ダイエットの為の食事指導や筋力トレーニングの他、ボディメイク、コンディショニングなどを行う。